表現アートと Touch Drawing
アートは、今感じていることを表現する最もよい手段のひとつです。意識を内側に向け、そのときに感じたことをありのままに表現してみることで、今まで気づかなかった自分の側面や資質、感情などを見出すことができます。
何気なく描いた絵の形、大きさ、使った色、登場する人やもの、生き物、それらはすべて何かを語ろうとしています。心は深い海のようなものです。自分が気づかず制限していること、自分の中にある感情、感性、豊かさ、創造力、可能性は、日常の意識よりも深い部分に潜んでいます。感じ取って表現した絵の中に隠れているさまざまな情報を客観的に見ることで、気づきが生じます。気づくことにより、自分自身に対する洞察とより深い理解が得られ、意識の変容へとプロセスが進みます。 また、絵を描いていくことで観察力や元々あるが眠っていた感性、創造力が開き始めます。感じることを表現し、自分の感覚・感性を磨くことで、自分らしさに出会うことでしょう。 |