魂が表現する絵
Touch Drawing
タッチドローイング
意識の変容と内的成長を促し、感性・直感・創造力を高める表現ワーク
意識の変容と内的成長を促し、感性・直感・創造力を高める表現ワーク
Touch Drawing とは
タッチドローイングは1974年に米国のアーティスト、デボラ・コフチェイピン(Deborah Koff-Chapin)によって見出されたシンプルかつパワフルなプロセスです。内側から起こる意識の変容、癒し、創造の力が身体と心と魂に調和をもたらし全体性へと導く強力な手法として、現在では世界中から注目を浴びています。アーティストはもとより、世界各地の教育現場、医療機関、ホスピス、老人・福祉施設など、様々な目的で様々な人々がタッチドローイングを行っています。(デボラのタッチドローイングとの出会いのストーリーはこちら)
滑らかな薄い板に絵の具をローラーでのばして、その上に薄い紙を置き、上から直接指で触れて描きます。自分の内側に意識を向け、湧き上がる感覚や感情を直感的な指の動きで表わしていきます。その動きが結果として形や象を成します。思考は使わず、構図も一切ありません。絵の上手・下手もありません。
一枚描き終わったら紙をはがしてローラーで絵の具をのばし、文字通り「白紙」の状態に戻って、今この瞬間に感じることを表現していきます。浮かんだらそれを絵にし、手放すという作業を60分~90分ほど続けます。
タッチドローイングでは、マインドを捨てて心を開き、自由な気持ちで感じるままに直接指で表現することにより、自分でも気づいていなかった深い部分にある感情や豊かさ、創造力、可能性と繋がることができます。創始者デボラ・コフチェイピンは、このタッチドローイングを「魂が表現する絵」と呼んでいます。
Touch Drawing 公式ページ (英語)
www.touchdrawing.com
心という深い海
私達が普段生活するときに使っている表面的な「顕在意識」は、全体の意識のうちのたった3~7%だと言われています。残りの 93~97%は自分では気づいていない、またはわからない領域です。タッチドローイングは、この領域にアクセスします。紙の上で、自分の中にあっても気づいていなかった様々な感情や記憶、忘れていた感性や創造性と出会うことでしょう。
内側で起こるプロセス
意識を内側に向け、常に今この瞬間に感じることを指で表現するという作業を一定時間行っていくことは、心の深い海に潜ってそこにあるものを映像に映し出すようなもので、それは内側で起こっているプロセスそのものでもあります。思考を使わず評価を一切しないところで、ありのまま、感じるままに指を動かす間に、様々な思いや記憶、イメージが浮かびます。
直感的に指で表現するという単純な作業ですが、個々の絵の中にメッセージやストーリー(物語)を、また一定時間描いた絵の最初から最後までを追っていくと何らかの流れや変化、ストーリーを見出すこともあります。
絵の流れは内側で起こっている意識の変容を物語るものであり、深いレベルで自分という存在とその意味を思い出していく過程でもあります。そして、表現からもたらされた発見や気づきは、新しい現実を創造していく扉となります。
下記のリンクからご覧になれます。
・タッチドローイングの実践から得た体験や気づきのストーリー(ブログより)
・1セッションで描かれた絵の流れとプロセス
気づきとともに開かれる新しい扉